May 21, 2011
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春の叙勲(4月29日付発令)受章者が発表された。県内からは社会の各分野で顕著な功績のあった人に贈られる旭日章に20人、教育、社会福祉など公共性の高い業務に長年従事し、功績を上げた人に贈られる瑞宝章に89人の計109人が選ばれた。いずれも年齢は発令日現在。【大久保陽一】
◆旭日双光章
◇「市民の目で、が大切」−−元石岡市長・横田凱夫さん(72)
「地方自治行政は住民の顔がよく見える中での仕事。市民の目で進めていくことが大切だと思います」
県職員として32年間勤め、63歳の時、市長辞職に伴う02年の出直し市長選に立候補し初当選。八郷町と合併して05年に誕生した新石岡市の初代市長としても1期務めた。
県では福祉行政が長かった。生活保護担当の時、「実施要領」の解釈が適用の有無を左右すると知った。「風船をパンク寸前まで膨らませる福祉行政をやるべきだというのが私の考え方でした」
市長としては、多くの近隣市町村との協議を重ねた八郷町との合併が印象深い。「行財政改革の一貫として積極的に取り組みましたが、各市町村の考え方に微妙な違いがあり、一番大変でした」
出直し選挙後の市発注工事の入札改革や鹿島鉄道廃線跡地のバス専用道路化も思い出だ。
「行政は一人では何にもできない。市民、住民の後押しでいただいたと思っています」【福沢光一】
◆瑞宝双光章
◇「予断、脳裏から消す」−−県警嘱託医・小嶋敏彦さん(73)
「テレビ番組の警察捜査はドラマの世界。現実は、地道な活動ですよ」とはにかみながら、傍らの妻敏子さん(65)に優しいまなざしを向ける。「24時間365日家庭と病院を守り続けたことへの感謝の念だ。
境町の開業医から県警嘱託医に採用されて32年。容疑者の治療や健康診断、遺体の検視に携わってきた。いつ発生するか分からない事件事故。これまで検視したのは約1500体。1日3体に及んだこともある。「半数近くは現場に出向いた」と振り返る。
「ご遺体と対面する時は礼を尽くし、常に初心を忘れない。予断を脳裏から消し、判断を間違えないよう、特に心掛けています」と語る。
「捜査員同様に現場に臨むことが、死因究明につながる」が信念だ。
「一緒に事件に携わった警察官の昇任を知った時が、何よりうれしく頼もしく感じられる」。最後に笑顔で話した。【宮本寛治】
6月18日朝刊
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水戸市泉町のライブハウス「BUBBLE」で18日、「自分たちの土地で楽しい場をつくる」ことを目的とした音楽イベントが行われる。主宰者の桜井栄司さん(33)は東日本大震災を受け「町に元気を取り戻したい」と開催を決定。会場に募金箱を設置する。ゲストにはシンガー・ソングライターの七尾旅人さんが登場。イベント名は「秘密の宮廷ゴールデンタイム」。音楽だけでなく、ライブペイントや展示など多様なジャンルを組み合わせた。桜井さんは「自分たちが行動することで少しでも変わることに気づくきっかけになれば」と話す。開場午後7時半。入場料3500円。問い合わせは電話029・233・2278(BASE)。【杣谷健太】
6月18日朝刊
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◇全17小中校で
今夏の海水浴場のオープンを見送った北茨城市は、市内の全17小中学校で今夏の水泳学習を中止することを決めた。小中学校の屋外プールを使った水泳学習について、国から「水泳学習に関する放射線量の安全基準」が示されず、安全性について確証が得られないと判断した。仮にこれから実施を決めても、プールの清掃や水質検査などの準備が必要で、実質的に使用できる期間は短い。同市教委は「学習の実効性が得られない」としている。
市教委によると、水泳学習は早い学校で今月初旬から始まる予定だったが、東京電力福島第1原子力発電所事故の影響から見合わせていた。そうした中で、保護者から屋外での水泳学習を不安視する声が相次いで寄せられたため、水泳学習の中止を各小中学校を通じて保護者に通知した。通常の教育活動については、市で定期的に小中学校の校庭などの放射線量を測定しており、国の安全基準を満たしていることから支障はないという。【臼井真】
6月18日朝刊
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